子どもの小さいころの「作品」、置いとくか、飾るか、捨てるか→飾ってみる。
子どもが小さいころに描いた絵や作品、家に飾っていますか。わたしは、ほとんど、というかまったく飾っていなくて、しかも、それほど大事にもせず、天袋に放り込んでいました。わたしの親もまったくといっていいほど「わが娘の子ども時代」への執着がなく、成長してから一緒に見た記憶もありません。きっとあっさり捨てたんじゃなかろうか。だって、まあ、そんなに大した作品はありませんからね。「どんなものでも、大した作品と思っておきたい親の愛」を神様と自分自身と子どもに向けて示すもの、といっても過言ではありません。
わたしも、「ま、いつか捨てるんだろうな」と思っていたのですが、先日、鈴木紗理奈さんの自宅を極楽とんぼ山本圭壱さんのけいちょんチャンネルで見て、絵や写真の飾り方について大変、刺激を受けました。いわゆる西洋的なスタイルで壁面をぎっしり絵画や写真で飾っているのですが、元々のセンスの良さと洗練されたインテリア、適材適所の観葉植物、すっきりと片付いていることなどがからみあい、とても居心地がよさそうです。
奥につながるプライベートな廊下がちらっと映ったとき、「これは、息子さんが小さいころに作った折り紙ではないか!」というものが見えました。わたしの記憶に間違いがなければ、小さいころの絵も飾ってあったと思います。なるほど。「ちゃんとした額」に入れて「子どもっぽくなく飾る」とこんなになじむのか。なんか、いい感じだな。
やってみたい!
さっそく脚立を持ち出して天袋を開け、幼稚園から小学校低学年あたりの作品を引っ張り出しました。すると2005年、娘が8歳のとき、わたしの誕生日に作ってくれた「季節がいろいろカレンダー」というものが出てきて、その最終ページには、手紙がついていました。すっかり忘れていたな。「ママは〇〇(娘の名前)が死ぬまで生きてよね!」って書いてあった、夫が倒れたいま、いろいろ泣ける。
飾って映えそうな絵は見繕ったので、次は、シックな額縁を探して買うのみ。大小、3つぐらい買えばよかろう。わたしの寝室に飾る予定です。寝室には、夫の写真や爽子さんが書いてくれた私の似顔絵なんかもいい感じで(本人評価)飾ってあるので、そこに、娘の作品も加えようと思います。寝室には、お客さんはほとんど入ってこないし、私の思い出ギャラリーにしてやるの。
オバフォーは今週もコツコツと更新します。今週末は、「カイゴデトックス・プロと話そう」の第2弾。10月は第3弾も予定しています。追ってお知らせしますので、時間のあるときにのぞいてくださいね。