ピーク : 豆腐ステーキ
何を書いたものか、さっきからずっとパソコンの前で逡巡している。
さっきって?
だいたい3時間前くらい。
その間にお昼ご飯食べたし、今晩の串カツの具材を串に刺したし、
きんぴらごぼうも作った。
そして、チョコモナカジャンボも食べた。
「いや、それは逡巡しているのじゃなくて、なんやかんや動いている合間に
ちらりちらりと何を書こうか考えているのでしょ?」
いえいえ、あくまでもこのミカ料の記事を書こう!書かなきゃ!がこの3時間の主題。
でも、考えれば考えるほど思考は記事から離れていき、
気分転換でもすればなんとかなるのではないかと考えた末の
お昼ご飯、串カツ、きんぴらごぼう、チョコモナカジャンボなのだ。
年齢のせいか、最近とみに集中力が低下してきている。
ぼーっとしている時間がやけに長くなってきているのだ。
それはもう、自分でも「ヤバくね?」と思うほどに。
やるべきことをある程度済ませて、ほっと一息…そこからがよろしくない。
一息どころでは済まず、何をするでもなくぼんやりとすごしてしまう。
記事を書くという行為はほっと一息とはまったく違うけれど、
体をひとところに据えて動かずに、という点ではよく似ていて
動きを止めた途端、魔のぼんやりタイムが始まってしまう。
気になってちょっと調べてみた。
「老化 集中力」こんな時、頼りになるのはGoogle師匠。
すると、こんな記事が見つかった。
『集中力は43歳!人間の脳のピーク年齢は、能力ごとに違っていた』
総合的な情報処理能力と記憶力、名前を記憶する能力、顔認識能力など、
それぞれの能力がピークを迎える年齢は異なるというのだ。
そして、私が案じている集中力は…43歳前後でピークを迎えるという。
どうやら私は約10年前に集中力のピークを迎えたらしい。
10年前を思い出してみても「バッチリ集中できるんだけどぉ!」という
瞬間の記憶は皆無だが、いずれにしても私の集中力はとっくの昔に
てっぺんに到達して、今や右肩下がり、絶賛急降下中なのだ。
そりゃあぼんやりするよなぁ。
とはいえ、これからピークを迎える能力はないものかしら?と読み進めると…
67歳にピークを迎える能力があった!!
それは「語彙力」。
そうか、そうか。
読者の皆様、ミカス、67歳に語彙力のピークがやってきます!
あと15年お待ちください。
「ミカ料」豊富な語彙と共に、面白くなりますよ。
あ、集中力はガタ落ちしているけどね…
とはいえ放っておくわけにはいかないので、
食べることでなんとかできないかと考えてみた。
記憶力を高め、脳の老化予防に効果的な栄養素は色々あるけれど、
その中の一つ大豆レシチンは食事にも取り入れやすい。
というわけで、今日一品は『豆腐ステーキ』です。
水切りをしてしっかり焼いた豆腐に、ひき肉あんをかけてみました。
『豆腐ステーキ』
- 調理を始める前に豆腐の水を切っておきましょう。
水切りの方法には
・キッチンペーパーで豆腐を包み、その上に重しを置いてしばらく放置
・キッチンペーパーで豆腐を包んで皿にのせ、レンジでチン
などがありますが、私は生協で購入した「水切り豆腐」なるものを
使いました。 - 豆腐にかけるあんを作ります。
鍋に、出汁、酒、みりん、醤油を入れて火にかけます。
沸いたら火を弱め、鶏ひき肉を加えます。
ひき肉に火が通ったら、水溶き片栗粉とすりおろした生姜の汁を加え
とろみがつくまで加熱します。加熱が弱いとすぐにとろみが戻ってしまうので
しっかり加熱しましょう。 - 1の豆腐の水をしっかり拭き取り、塩、胡椒をしてから片栗粉をまぶします。
- フライパンに油を入れて熱し、3の豆腐を焼きます。
余分な片栗粉は落としてから焼いてくださいね。 - 豆腐をひっくり返しながら、全ての面に焼き色をつけましょう。
中を温めるためと、外側をカリッとさせるために
長めに加熱してください。 - 焼き上がった豆腐に2のあんをかけ、白髪ねぎをのせたら出来上がり。
このぼんやりは季節のせいもあるのかなぁ?とも考えています。
関東地方では近々春一番が吹くという予報も。
春とともに頭も体もやる気に満たされることを願っていますが、
春霞がかかって更にぼんやりしそうな予感も…ミカスでした。