きちんとさん:糸こんタラコ炒め
「偉くなくとも正しく生きる!」と言ったのは、かのエンペラー吉田翁。

「たけしの元気が出るテレビ」というお笑い番組に登場した人でしたが、初めてこの言葉を聞いた時、あまりにもまっすぐで正しくて、妙に感動したことを覚えています。
この言葉に影響されたわけでもないのですが、私が毎年『今年の目標』として掲げるのが「きちんと生きる」。
はい、毎年です。
毎年掲げるということは、きちんと生きることが出来ていないわけです。
それにしても、「きちんと」なんてとても曖昧な言葉です。
一体何をどうすれば、きちんと生きていると言えるのでしょうか。私の中にはこれまた「そんなんでいいの?」と言われてしまいそうな「きちんとの条件」がいくつかあります。
早寝早起きする。
毎日歩く。
花を飾る。
洗濯物のハンガーを首から抜かない(Tシャツとかね)、などなど。
中でも私がもっとも憧れている「きちんと」が、
「作り置きをする」
インスタグラムを見ていると、週末を利用して何種類ものおかずを作り置きしている人がたくさんいます。
女優の川島海荷さんも時々ご自身の作り置きおかずの写真を公開していて(最近はあまりアップされていないようです)、それを見た私の妹は「川島海荷ちゃん、あれはいい子だわ。若いのに、おかずを作り置きするなんてなかなか出来ないよ。きちんとしてるわぁ!」と大絶賛。
確かに、ぎりぎりになってもなかなか重い腰を上げられない私からすると、先々を考えて予め支度をすることを厭わない人はまさに、”Theきちんとさん”です。
時間がある時に作り置きに挑戦してみたことがあります。
でも、どうも続かないのです。
どれくらいの量を作って何日以内に食べきればいいのかがわからず微妙な量が残ってしまったり、作ってから時間が経ったものが今一つ美味しそうに見えなくて手が伸びなかったり。
とはいえ、やっぱり一番大きな理由は「面倒くさい」。
毎日決まった時間になると「今日は何にしよう?ていうか、何があったっけ?」なんて考えながらもそもそと動き出すのも面倒なのに。作り置いてあるものを温めて、盛り付けて、ささっと食卓に並べる方が楽なのに。
ああ、きちんとさんへの道は果てしなく遠いようです。
さて、今日の一品は、作り置きにも向いている『糸コンたらこ炒め』です。
糸コンニャクにたらこをまぶしてちゃちゃっと炒めるだけなのですが、食べでもあって私は大好き。「何かあと一品…」と言う時にもってこいです。
糸コンのたらこ炒め

- 糸コンニャクは水気を切って沸騰したお湯で茹でます。再沸騰してから1分ほどで火を止め、ざるに上げます。
粗熱が取れたら食べやすい長さに切ってください。 - たらこは皮に切り目を入れて開き、中身をこそげ出します。
私はバターナイフを使ってこそげます。皮が破れなくてやり易いですよ。 - フライパンに油を引いて中火で熱し、1の糸コンニャクを炒めます。
- 油が全体になじんだら、酒と醤油を少々加えて混ぜ合わせます。
たらこの塩分が加わるので、ここでは控えめな味付けを。 - 2のたらこを加えて炒めます。たらこに火が通って色が変わったらできあがりです。
ここでちょっと変な質問です。
私は、身をこそげ出した後に残ったたらこの皮が好きなのですが、これを言うと大抵の人が「えっ?!」という顔をします。今までに「私もたらこの皮が好き!」と言ったのは私の姪だけ。
どなたか、たらこの皮が好きという方はいませんか?
求む、同好の士!
ミカスでした。
okosama
はい!同好の士です! (^^)/
めー
たらこの皮好きです!
スジみたいなものが残っていても
構わずに食べます。
台所で立ったまま。(笑)
ミカス Post author
めーさん
好きですか⁉︎
私も、中身をこそげ落とした後に台所で立ったまま食べます!
ミカス Post author
okosamaさん
おぉ、お仲間‼︎
うれしい!
めーさんと共にたらこの皮Zoomでもやりますか?(笑)
まぁ
はいっ、うちの子達もたらこ&明太子の皮好きです。
包丁の背でごしごしこそげてるとすーっとやってきて剥がされた皮をパクッと食べて去って行きます。
結構愛好者多し(^^)
ミカス Post author
またまた仲間が増えたー‼︎
お子さん達も同好の士ですね。
うれしい😆
そうそう、中身をこそげてからパクッ!が美味しい。