眠れない:キャベツたちの胡麻和え
最近うまく眠れません。
いや、一旦寝付いてしまえば朝まで目覚めることはないのですが、うまく寝付けない。
起きて動き回っている時は「眠いなあ。やらなきゃならないことをさっさと終わらせて早く寝よう」と思っているのですが、いざ布団に入ると…眠れない。
色々と試してみたのです。
脳を落ち着けてみようと布団の中で深呼吸をしてみたり、いや無理に眠ろうとするとストレスになるかもしれないと「眠れなくても私は気になりませんよ~」という素振りをしてみたり。(どんな素振りだ?)
入眠を促すとかいうサプリも飲んでみました。(実際は数回飲んだだけで、飲むこと自体を忘れてしまうのです)なのに、これといった変化は感じられず、結局は布団の中で2時間、3時間、悶々とするばかり。
以前は割とすんなり寝付くことができていたのです。なのに、なぜある日突然寝付けなくなってしまったのか。「年を取ったらそんなもの」と加齢のせいにして諦めるのも癪に障る微妙なお年頃です。年の他にも何か理由があるはず、いや、意地でも年のせいにはしないぞ!と不眠の理由を考えてみました。
そういえば、スマホに入っている睡眠の質を測るアプリ。あのアプリが毎晩私の理想的な就寝時間の30~40分程前に「そろそろ眠る準備に入りましょう」というメッセージを送って来る。寝る準備なんて、顔を洗って、歯を磨いて、寝間着に着替えて…くらい。そんなことに30分も40分もかかりゃしないよと、私は毎日そのメッセージを無視していたのですが、もしかしたら、他にもきちんと眠るための準備が必要なのか?
つらつらと思うに、布団に入るまでの私は、食器を洗ったり、父のデイサービスの支度をしたり、猫の夜食&水をセットしたりと、寝る直前まで動き回っています。そして、さぁ寝ようともぐり込んだ布団の中で「今日一日の総ざらい!」とスマホを見る。
つまり、布団に入る直前まで私の脳と体はフル回転しているのです。
オン・オフのスイッチがあるわけじゃあるまいし、フル回転からいきなり眠ろうなんてそりゃぁ無理だ。眠れずに布団の中で悶々と過ごす2~3時間は、私の心身が眠れる態勢になるために必要な時間だったのですね。つまり、さすがに2~3時間は無理だけれど、布団に入るまでに脳や体を少しずつ鎮めていく時間を取れば上手く眠れるのでは、という気がしてきました。
考えてみると、夕方から夜の私は、夕食を食べた後にテレビを見たり本を読んだりしながら無駄にだらだらと過ごしています。時にはテレビを見ながらうたた寝をしてしまうこともあります。やっとの思いで体を起こしてお風呂に入り、やり残していたことを慌てて片付ける。
とりあえず、夕食の後のぼんやり時間を止めて、全てを前倒しにしようとただ今画策中です。夕食を食べたらさっさと動き、入浴や家事を早めに済ませ、その後にぼんやり時間を持ってくる。そこからゆっくりと就寝時間へ入っていけば眠れるようになるのじゃないかしら。そうそう簡単にはいかないだろうけれど。
生活のリズムが一番大きな理由だと思うのですが、生活のリズムが崩れるのは最近の私の食生活にも問題があるのではないかと思っています。食欲のコントロールが上手くできずに、所謂「エンプティカロリー」と呼ばれるものばかりを体に詰め込んでいるような気がします。そろそろ本腰をあげて食の改善にも取り掛からなくちゃ。
と考える中でご紹介する今日の一品は「キャベツたちの胡麻和え」です。
キャベツたち?「キャベツの胡麻和え」としてしまうには、人参とえのき、油揚げが気の毒だと思い、「キャベツたち」としてみました。
胡麻和えが大好きな私ですが、調べてみたら胡麻には睡眠改善効果もあるそうですよ。眠れない方、是非お試しください。
キャベツたちの胡麻和え
- キャベツは食べやすい大きさにちぎり、さっと茹でておきます。
- えのきだけは根元の部分を切り落としてほぐし、1/2の長さにカットします。
- 人参はえのきと同じ長さの千切りにします。
- 鍋にお湯を沸かし、3の人参、2のえのきの順番に加えてさっと茹でます。
※キャベツ、人参、えのき、全てしっかりと水を切ってください。 - 油揚げは幅5ミリほどにカットし、フライパンでカリッとするまで炒っておきます。
- すり鉢で白ごまを擂ります。ほとんど粒がなくなるように擂りつぶしてください。
- 5の擂りごまに、砂糖、白だし、醤油、酢少々を加えて混ぜ合わせます。
- 全ての野菜の粗熱が取れたら5の油揚げと一緒に和え衣と混ぜ合わせて出来上がりです。
さて、私の入眠大作戦、うまくいくのか?経過については時々ミカ料の中でお知らせしていこうと思います。
ミカスでした。