Posted on by れこ
私(わ)の好ぎなもの
まつ毛サど鼻っこに ねぱる雪コ
春に融けでく 銀色の冬コ あれもこれも 皆大好ぎだぁ
(睫毛に止まる 春先の雪 春に融けてゆく 銀色の冬 あれもこれも皆大好きよ)
― My Favorite Things <私(わ)の好ぎなもの> (伊藤君子)
「そうだ 京都、行こう。」のCMでお馴染みのMy Favorite Thingsを、
ジャズシンガーの大御所、伊藤君子さんが津軽弁で歌い上げたものです。
小豆島出身の伊藤さんは、この曲のオファーを受けてから発表するまでに
2年近くの月日をかけて歌いこんだとか。
そしてアルバムのライナーノーツに綴られた、この言葉にもしびれます。
津軽弁には、ふるさとの想いを掻き立てるものがある。
ジャズには、遠く輝くものへの憧れを掻き立ててくれるものがある。
そこに私の音楽の旅がある。
春待つ津軽弁ジャズ。
byれこ
nao
なんぼめごい唄だば。
わ、好ぎだじゃ(笑)
津軽弁を紹介してくださってありがとう。
未だにイントネーションを直しきれない私です。
方言は自分自身の気持ちを表せる言葉として
故郷を離れて35年たった今も大切に思っています。
れこ Post author
naoさん、あったけえコメントさ、ありがどの。(庄内弁)
私の両親が山形の出身で、夏休みには毎年帰省していました。
個人的に「とうほぐの言葉=夏の思い出」とインプットされているので、
耳にすると暖かく懐かしい気持ちになります。
両親に言わせると「津軽弁と庄内弁じゃ全然違う」そうですが(そりゃそうだ)。
自分の中に大切な言葉があるって素敵です。