更なる偏愛 : 大根と鶏もも肉の甘辛煮
前回、カナダで買ってきたものを見て
初めて自分がどれだけ紅茶好きかということに気づいた
てなことを書きました。
そんなつもりは全くなかったのに、
スーツケースから出てくる紅茶、紅茶、また紅茶。
「自分でもまだ知らない自分がいたのね」
なんてわけのわからない感慨にふけっていたのですが…
それどころではありませんでしたわ、奥様。いや、奥様じゃない方も。
まだまだいたんですよ、私の知らない私が。
先日スーパーで白ゴマを2袋カゴに放り込んた瞬間に思いました。
「私、白ごま買う頻度高くね?」
そう、私はしょっちゅう白ゴマを買っています。
多分、週一。
しかも毎回2袋。
そんなに何に使うの?とお思いでしょう。
はい、私も思いました。
一体何にそんなに消費しているんだろうか?
つらつら考えてみるに、私、買うだけでなく擂ってます。
白ゴマ、しょっちゅう擂ってます。
そして、あれやこれやと物を変えてはゴマ和えにしてるんだ。
私、ゴマ和えが好きだったんだ。食べるのも、作るのも。
<買ってよし。擂ってよし。食べてなおよし。>
多くの方がおわかりかと思いますが、
毎日の献立を考えるのは本当に精神的な重労働です。
献立を考えるだけで、作るのは他の誰かがやってくれるというのなら
もっと気楽に考えることもできますが、
作るのも自分となると考えることに力を割くことがだるくなってきます。
そんな時に浮かぶのは、結局自分が好きなもの。
そうか、私、白ゴマが好きだったんだね。
そういえば、何かというと作ってしまう一品がまだありました。
それは、大根の煮物。
すごい好物というわけではないけれど、
なぜか「作りたい欲」が周期的に押し寄せてきて、
煮ては一晩置いて味をしみ込ませる、を繰り返してしまいます。
というわけで、今日の一品は『大根と鶏もも肉の甘辛煮』。
『大根と鶏もも肉の甘辛煮』
- 大根は厚さ2~3センチの輪切りにし、皮を厚めにむきます。
- 深めの鍋にたっぷり水を入れ、大根を下茹でします。
- もも肉を一口大よりやや大きめに切ります。
加熱することで少し縮むので、一口大に切ると小さ過ぎちゃいます。 - 3の大根、4のもも肉、醤油、酒、みりん、砂糖、水を加え、
ふたをして中火で加熱します。 - 大根への味のしみ具合、鶏肉への火の通り具合を確認しながら
加熱時間を調節してください。
一日置く余裕があるなら、あまり長く煮る必要はありません。
鶏肉が固くなってしまうと美味しくないので、程よい加熱時間で
後は時間を置くことで味をしみ込ませましょう。
※最近私は圧力鍋で煮てしまいます。圧がかかってから10分煮込み、
急速冷却で圧を抜いてから蓋をとってさらに5分程加熱します。
探せばまだまだ見つかりそうな、私の知らない私。
アメちゃん
ミカスさんの白ごま偏愛で、わたしも気づきましたよ。
ごま、どうやらわたしも好きみたいです。
私のバアイは黒ごま。
煮物にかけ、炒め物にかけ、おむすび結ぶときのご飯に混ぜ
ぶっかけうどんや、お蕎麦のつゆにも黒ごまかけて食べてます。
思えば、黒ごまペーストをトーストに付けて食べるのにも一時期凝ってたなぁ。
あと。実際に試したことはないんですけど
インド料理とか、手でこねこねして食べるお国柄ってありますよね。
あれ、なぜか心惹かれます。
おいしそうに見える、とかでもないんですよね。でも惹かれます。
前世でそういう生活してたのかなぁとか思ったりします。
ミカス Post author
アメちゃんさん
アメちゃんさんは黒ですか。
お蕎麦のつゆに黒ごま、美味しそう。
軽く擂って加えてみようかな。
私、黒ごまはお煎餅が大好きです。
以前セブイレブンでとても美味しい黒ごま煎餅を売っていたのですが、最近見かけないのでちょっとがっかりしています。
手で食べる。
私もやってみたい!