12月13日はカレー記念日

カレー記念日

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12月13日はカレー記念日

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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晴れ、時々やさぐれ日記

〈 晴れ、時々やさぐれ日記 〉 ああ、母と娘。頼ることと頼らないことのあいだ

 

 ――— 47歳主婦 サヴァランがつづる 晴れ ときどき やさぐれ日記 ―――

 

 「 ちょっとあーた。昨日の『 徹子の部屋 』見た? ほらね。わたしが大好きな堀文子さん、やっぱり素晴らしいわよねー。95歳におなりですってよ。お姿もお話しのされ方もほーんとにお綺麗ですてきだったわー。ね、ほら、おっしゃってたでしょ。〈 群れない 慣れない 頼らない 〉って。わたし、あーたにあげたでしょ。『 一人で生きる 』っていうご本。あれ、あーたちゃんと読んだの?」

 

えーと。堀さんのあのご本は読みましたけど。たしかあれ、間違って二冊買っちゃったって、アータは言ってませんでしたっけ?

 

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朝日新聞の土曜日版に、「 断捨離 」の提唱者、やましたひでこさんの半生を紹介した連載があった。

 

「断捨離の目的は捨てることではありません。断捨離は、物の片付けという行動を利用して、思考を片付けることです」。

 

「断捨離の目的は健康で安心な空間、快感と開放感に満ちた空間を作ること。そんな空間にいると想像してみると、どう?幸せな気分になって、やる気がわくでしょ。これを私は『 ごきげん 』と言っています」。

 

「断捨離とは、ため込んだ大量のモノと向き合って今の自分との関係性を問い直し、執着心と折り合いをつけること。今の自分にとっての不要、不適、不快をみきわめる思考、感覚、感性を取り戻すこと…」。

 

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新聞の連載は、やましたさんご自身の「断捨離」へのプロセスと、ご自身とお母様の確執、そこからの解放。双方の道のりが並行して紹介されていた。

もともと「断捨離」とは、心身呼吸を一体化すること(行)によって真理に近づこうとするヨガの一部で、

「断行」…食や呼吸を止める。

「捨行」…家族や社会的地位を捨てる。

「離行」…あらゆる立場を離れてみる。

人間が知らず知らずとらわれているものから自由を取り戻す、という意味があるのだそうだ。

 

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やましたさんご自身は、お母様からの価値観の重圧が強く、家庭の中に居場所が感じられない子ども時代を過ごされたという。さまざまな経験を経られたのち、お若い頃にヨガ道場で教わった「断捨離」の思想が、あるとき「頭でなく、体全体、毛穴で感じ」るという体感となってご自身の中で呼応したのだそうだ。

 

今は、80を越えられたお母様の大量の身の回り品を「断捨離」し、ご自身の家へひきとられているという。それは価値観の異なるお母様への「報復」でもあり、長年認められず、否定され続けたという思いを癒す行為だったと、新聞記事にはある。「私のセンスを母に認めさせたかった」ともおっしゃっている。

 

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「否定」とか「報復」とか、わたしの感覚では、やや強い表現に面喰うのだけれど、連載の末文は、担当の記者さんによってこうしめくくられている。

 

「やましたが長年苦しんだという母との関係も今はすがすがしく見える。そして、断捨離が目指す『 ごきげん 』の境地を広める意気込みはますます盛んだ」

 

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「断捨離」はすごいと思う。思考の整理と空間の整理は、誰もがその関連性を感じていたことではあるけれど、それを理路整然と現実の生活に落とし込まれるやましたさんはすごい。

 

わたしもやましたさんのように、このごちゃごちゃのアタマを整理し、我とわが身にまつわる空間を整理し、母との関係ももう少し整理して、「ごきげん」の境地にたどりつきたいと切に思う。

 

ただしわたしの場合、今までの母との関係にこれといって激しい何かがあるわけではない。でも、ややこしい関係であることは確かだ。堀文子さんのおっしゃる〈 群れない、慣れない、頼らない 〉に傾倒する母とは、今後ますますややこしくなることをわたしはとてもおそれている。これらをすっきりさせることは、望めば可能なのだろうか?と、家の中の片づけをしながら考えてみる。

 

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残念ながら、わたしはやましたさんのようにはできないな、と思う。実際、わたしが今の家に抱えている「無駄なモノ(物質)」たちは、もう既に「捨てる」用意はできていても、「処分場まで持ち込めないモノ」たちばかりだ。あの現実の「処分場」にそれを持ち込むというリアルな感覚の前に、最後の一線を乗り越えられないのだ。

 

結局わたしはやましたさんのおっしゃる「ごきげん」の境地に憧れつつ、やましたさんのように「断捨離」を断行する潔さはない。母娘の関係においても、母のやり方や母の価値観を打ちやって「自分を認めさせる」というシンプルな心情には到達できそうにない。

 

講演活動でもひっぱりだこのやましたさんは、来場者の悩みにもていねいに応じられているそうだ。「どうしても捨てられない」という相談にはこう答えられている。

 

「いいじゃないの。とっておこうよ。いつか捨てられる時が来る。かさぶたはいつかはがれるから。今は、過去が大事な自分がいることを認めてあげる。それがスタートよ」。

 

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幸い、うちの母は捨て魔だ。家の中に不要なモノを置くことをひどく嫌う。自分の嫁入り道具だった鏡台も、もう十分使ったからと自分でのこぎりを引いて処分した(そしてまた買った)。母が今もって捨てないものは、わたしへの皮肉っぽい態度の方だ。甘えべた、頼りべた、なんだろうと思う。お互いに。

 

わたしにはやましたさんのように「自分を母に認めさせよう」という強い欲求がない。もしかしたらそれは、過去の一時期にはあったのかも知れないけれど、今となっては……… 忘れてしまった。

 

もしも何かの方法で「母に自分を認めさせる」ことができるとしたら。。。やましたさんは、深い思考と強い意志、立派な行動力でそれを実行されたわけだけれど。。。

 

やはり、わたしの場合は、できそうもない。

 

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むなしい。そう思ってしまうからだ。

 

母の性分とわたしの性分を、どこかで突合せ、仮にきっちり清算したとして。わたしが手にするのは、むなしさのような気がする。母が手にするのは…憤りと混乱、そしてやはり、むなしさ。そんな気がしてしまう。

 

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「 そういえば、あーた。むかしあーたとお揃いで買ったバッグがあったでしょ。あれね、今使えるのよ。このあいだ東京で買った例のお靴。あれは本当は、お揃いのバッグがあって、お店のひとにはぜひにって勧められたけど。わたしは御座候はごめんですから。あら、もちろんそんなことはお店では言わないわよ。でもね、あ、あのバッグがあるな、と思いついてね。そしたらあーた、あれ、使えるじゃないの。わたし、エライわよねー。あのバッグは捨てずに置いといたんだから。今はあのお靴とあのバッグでバッチリよ。ほらね。人様のお仕着せに乗らなくたってね、ちゃんとやり方はあるってことです。あーたもこういう知恵に学びなさいね!」

 

「………………。」

 

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やましたさん。わたし、やましたさんのおっしゃることにとても納得してるんです。でも、わたしはやましたさんにはなれない。わたしたち母娘はやましたさんとお母様のようにはなれない。それはもしかすると「経験値」や「体感」の違いなのかも知れないけれど。

 

「断行」、「捨行」、「離行」、それが無理なら………そうだ! 膝行。                                                 膝でにじり寄る「膝行」。わたしはそれでいこ!

 

 

 

 

 

 


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