「わかちあって表現する幸せ」を味わいたい&オバフォー夏休みのお知らせ
先週の金曜日、「シング・ストリート」という映画を見たんです。
1985年、不況にあえぐアイルランドで高校生がバンドを組むお話。みんな家庭に問題をかかえていて学校は荒れています。
メンバー集め(黒人も入ったほうがいいだろってなる)
バンド名を決め(いずこも同じ、フランス語タイトルが出てきたりする)
恋を知り、オリジナル曲を作り、
プロモーションビデオを撮影し、
ライブをする。
なんか、もう、全部が愛しい。
音楽を仲間と奏でることの本質的なよろこび。
自分たちが「それっぽくなっていく」ことのワクワク感。
「バンドを組んだ」という意識だけで冴えない若者たちが、カッコよくなる。他の何もしない若者と異なる光を発しはじめる。
仲間とわかちあうこと、
そのことが、かっこいいと思えること、
アイデアをあれこれ言いあえること、
それら全部を含む、
「表現する」ということのすばらしさ。
映画のラスト、家を出ようと決めた主人公は、母親の寝顔に「愛している」と言うんですよ。家を出ようと決めたからこそ、口から出てくる言葉なんだなあ。決別とともにある愛情の発見と赦し。
大人になるって、あれですね。
自分と同じ「卑小さゆえの限界」を
親(を筆頭とする他者)のなかに見出し赦すこと、
ですな。
臆面もなく我田引水しますが、このオバフォーもみんなで音楽を奏でているようなものです。
メンバーを集めました。
名前も決めました。
いつもあれこれ言いあってときどきションボリしたり、
大喜びしたりしています。
それらを含めて表現している、ということでしょう。
この「幸せ」をあの少年たちみたいにみずみずしく味わおう、
改めてそう思いました。
映画のなかには、デュラン・デュラン、ダリル・ホール&ジョン・オーツ、A-haなど懐かしい80年代ポップスが流れて思わず体が動いてしまいます。彼らのオリジナル曲として流れる曲も素敵で、思わず、CDを買ってしまいました。わたしより年下の1970年前後生まれの人に特にオススメしたいです。
オバフォーは、明日(9日火曜)から15日(月曜)まで夏休みをいただきます。
公式ツイッターで過去記事をご紹介していますので、フォローしてみてください。思わぬ、面白い記事に出会えますよ。
わたしもいつもクリックして読んでます。
今日は、プリ子さんの「ただいま、閉活中!」の日。内容は、閉活ど真ん中!「「産」がつかない「婦人科」に行った」お話。おもしろいのでこのまま直行をおすすめしたいです。
そういうわけでリオ・オリンピックに、高校野球にとテレビのなかは盛り上がっていますが、自分ちはシーンとしているカリーナがお伝えしました。
nao
今バンドをやってる子たちを追っかけてるので、ホントまぶしく思います!
しかーし、私のお葬式には、実は今追っかけてるのではなく
私の青春の曲、ロッド・スチュアートの初期のベストアルバムが流れることになってます。
70年代後半から80年代の洋楽には私の青春のすべてが詰まっています。
(とはいえ、田舎の子だったのでラジオで聞いたりダビングしたりのみだったのですが。)
邦楽もフォークからニューミュージックへと変化していきましたが
洋楽かっこよかったですね。
私はイーグルスの「ホテルカリフォルニア」が入口でした。
カルチャークラブ、デヴィッド・ボウイ、エアロ・スミスも好きだった。
カリーナさん、私たちの懐メロ特集して!!