ちゃんと楽しそうだった: えのきのかきたまスープ
YOKOHAMA AIR CABINに乗りました。
桜木町の駅前から運河パークを結ぶロープウェイです。
テレビで紹介されるのを見るたびに一度乗ってみたいと思っていたのですが、なかなかその機会がありませんでした。
それが、『絵手紙 All Right!』の爽子さんのお誘いで横浜に1泊することになり、その流れで夢が実現することになったのです。
実際に会うのは5年ぶりの爽子さんと桜木町駅で待ち合わせをして、駅前にある乗り場から空中散歩にGO! それはもう、完全におのぼりさんのノリではしゃぎながら横浜上空を飛んでみました。
さて、私たちが横浜に1泊したのは、その翌日に東京・五反田で『オバフォー祭り in 東京』があったからからなのです。北関東に住む私が、会が始まる時間よりちょっと早めに会場に着くためにはなかなか早い時間に家を出なければなりません。もちろん関西在住の爽子さんもね。途中で電車の遅延なんぞが発生してしまった日には開始時間に間に合わなくなってしまいます。(実際当日は新幹線が遅延して、東海・関西方面から参加した方はちょっと大変でした)というわけで、余裕をもって会場に向かうために前乗りという手を選んだわけです。
さて、祭り。当日は、北は東北、南は九州からオバフォー読者の皆さんがやって来て下さいました。
もちろんお馴染みの顔もありましたが、今回初めてお目にかかる方も沢山いらっしゃいます。ほとんどの方がお1人で参加されていましたので、会場にたどり着くまで(たどり着いてからも)かなり緊張された方もいらっしゃったことと思います。実際、「参加申し込みをするのにとても勇気が要りました。さんざん悩んで、締め切りぎりぎりで思い切りました」というお話を複数の方から伺いました。緊張しすぎて壁の花になっちゃう人がいないといいけれど…。
杞憂でした。
オバフォーメンバーや寄稿者が間を繋がなくても、読者の皆さんがそれぞれにご自分の席の周りの方たちとそれは楽しそうにお喋りをされています。ほとんどが初対面同士だなんて俄には信じがたいくらいに。
それにしても驚いたのは、参加者の皆さんの素敵さ。いや、ファッションや髪形が素敵なのはもちろんなんですが、それ以上に、皆さんとてもユニークで魅力的な空気を漂わせていらっしゃる。
カリーナさんもこんなふうに書いてますよ。
いつもほぼ1人で一日を過ごしている私は、沢山の方とこうして会するだけでも素敵な非日常なのに、なんでみんなこんなにチャーミングなのさ?!と有頂天もいいところ。
前回の記事に書いた、漫画『はなものがたり』の台詞。
「なんやほっとするんです。大人の女の人がちゃんと楽しそうやと…」
2024年11月23日、カフェビアンコの店内は、ちゃんと楽しそうな大人の女の人たちのおしゃべりが響いていました。思い思いの素敵なファッションを身にまとって、今日初めて出会った人たちともまるで昔からの友達のように笑い合いながら話す皆さん。
未来を不安に思う若い女性たちをお店の入り口に立たせて、「ほら見て、彼女たちの顔。これでも50代や60代、70代が不安なものに思える?」と言ってあげたいくらいでした。
遠くから、近くから、五反田まで足を運んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。今回キャンセルせざるを得ないことになってしまった方、次回は必ずお会いしまょう。今回都合がつかずにお申し込みできなかった皆さん、いつかお会いできたらうれしいです。
ああ、楽しかった。
さて、今週ご紹介する一品は『えのきのかきたまスープ』です。実は、祭りの直前にひどく体調を崩して寝込んでいました。胃の痛みのせいで食欲は皆無だったのですが、少し調子が戻ってて来たあたりで「ああ、かきたま汁が飲みたい」と思うようになりました。だし汁の中でふわふわと漂う金色の卵。普段はさほど欲しないのですが、布団の中でそればかり考えていました。
夕食の献立に何かあと一品という時に、卵でちょっとボリュームを加えた汁物は簡単で便利です。
えのきかきたまスープ
- えのきだけを1センチくらいにカットします。
- 長ネギの緑の部分を小口切りにします。
- 小さめのボウルで卵をといておきます。
- 鍋に水と鶏がらスープの素を入れて火にかけます。
沸騰したら火を弱めの中火に落とし、えのきだけを加えます。 - 味を確認しながら、塩、醤油を加えて好みの味に整えます。卵を溶き入れるので、この段階では心持ち濃い目の味付けにしておいた方がいいでしょう。
- えのきだけに火が通ったら少し火を強め、スープが沸いてきたら溶き卵を流し入れてネギを加えます。
- 卵に火が通ってふんわりと固まったら出来上がりです。