帰って来たゾロメ女の逆襲⑳ ~ああ、聴きまつがい。「俺たち田舎なし」「コーラックありますか」の巻~
平松洋子さんの『小鳥来る日』という随筆を読んでいたら「こんぴら船々」という民謡の歌詞についてこんな記載がありました。
【こどものころは「おいて」の意味がわかっていなかったから、勝手に「おいけ」と思いこんでいた。
よくかんがえてみれば、船が「池」にいるのはへんな話だが、ともかくずっと「おいけに帆かけて」と唄っていた。】
ひゃー!
私もこの本を読むまで
こんぴらふねふね 「お池」に帆かけて シュラシュシュシュ~♪
だと思ってました。
海を池になぞらえて、大海を掌握してる感でも表しているのかと・・。
ちなみに「おいて」とは追い風のことだそうです。
世の中、いくつになっても知らないことばかりです。
聴きまちがいで思い出すのは、なんといっても向田邦子さんの「夜中の薔薇」「眠る盃」です。
本のタイトルになっているせいか、今では本家の「野中の薔薇」「めぐる盃」より知名度が高い感じで、向田マジックにかかるとまちがいも粋です。
ということで、これに便乗して、あわよくば粋なタイトルになりそうな聴きまちがいが自分にもなかったかと思い出をひもといてみました。
・・あった。
大瀧詠一の「Velvet Motel」(←クリックしてどうぞ)。
名盤と誉れ高いあの「A LONG VACATION」というアルバムの2曲目です。
50秒ぐらいのところで
空っぽな瞳をしてる 俺たちが悲しい~♪
というフレーズが登場するのですが、私は長いこと
空っぽな瞳をしてる 俺たち田舎なし~♪
だと思っていました。
空虚な都会人の心情を唄っているんだと。
フシギな伸ばし方で唄ってるせいもあって、正解を知っている今も私には「田舎なし」に聴こえます(キッパリ)!
・・でも「俺たち田舎なし」じゃ、粋なタイトルとは言えないですね。
1990年代、私は看護学校の図書室で働いていました。
看護学校には社会人経験者の学生もけっこういました。
彼らは、目標が明確で腹を括って入ってくる分、マジメで優秀な学生が多い印象でした。
30代のAさんもそんな男子学生でした。
そんなAさんがある日、図書室に入って来るなり「コーラックありますか」と言いました。
Aさんは、社会人経験者の学生の中でも特に優秀で、同級生はもちろん、教員にも一目置かれる存在でした。
落ち着いていて、病院実習に行くと、入院患者たちから現役の看護師や医師に間違われることもあるという話でした。
その彼が図書室で便秘薬を所望。
私は一瞬目が??印になったものの、「彼は今、図書室と医務室をまちがえるほどひどい便秘なのだ。ここは笑ったりせず、大人の対応をしてあげねば」と判断し、とりあえず心配そうな表情をつくって「大丈夫ですか」と言ってみました。
Aさんはちょっと怪訝そうな顔をして「貸出中ですか」と言いました。
コーラックを貸出中か、だって!?
これはかなり重症かも!
そして、マジメに見えるけれど意外とすっとぼけた人なのかもAさんって・・と思った瞬間、ハッとしました。
あわわわっ!
彼が言っているのはコーラックじゃないよ、コーラクだよ!
コーラック、あらためコーラクが、当時世間で評判になっていて図書室でも購入した佐江衆一の介護小説『黄落』のことだと気づいた私は、内心の動揺をひた隠し、ああコーラクね、それはそうよね、ええ、ええ、最初からわかっていましたとも、というテイを装い、書架からコーラク、あらため『黄落』を引き抜いてAさんに差し出したのでした。
あまりの自分のマヌケさにその場はとりつくろったものの、時間を置かず、つい事の顛末を他の学生に話してしまいました。
数日後、図書室に現れたAさんは開口一番「コーラックを返します」と言いました。
私はいたずらっぽそうな彼の顔を見て言いました。
「あ~まぎらわしい。Aさん、『苦あればラックあり』って言うタイプですか?」
Aさんは「言いませんよ。でも、たとえそう聴こえたとしても、ふつうは前後の状況でわかりますよねえ」と笑いました。
以来、Aさんとはちょくちょく世間話をするようになりました。
彼が、食品会社の営業の仕事に行き詰まり、奥さんの理解もあって一念発起して看護学校に入ったこと、入学してすぐの「図書室での文献検索法」の講義(司書がやる唯一の授業でした)で、ふざけた男子学生を一喝する私を見て「こ、こわい・・」と思ったこと、などを話してくれました。
聴きまちがいがコミュニケーションのきっかけになることもあります。
でも「コーラックありますか」も粋なタイトルとは程遠いですねえ。
by月亭つまみ
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Tomi*
私も「おいけ」と歌ってました〜(^◇^;)
「おいて」=「追い風」と知ったのは大人になってからでした。
「コーラックありますか」
可笑しい〜〜〜!!!!!PCの前で吹き出しました(*≧m≦*)ププッ
つまみさん、面白いなぁ・・・
つまみ Post author
Tomiさん、こんにちは。
ですよねですよね。
通常、デフォルトは「おいけ」ですよね。
私は約一週間前まで「おいて」=「追い風」を知りませんでした(笑)。
看護学校図書室は、今思えばネタの宝庫でした。
次の授業の教科書を忘れたと言って、図書館に教科書を借りに来た男子学生がいました。
あわてているし、すぐ返すというので通常の手続きをしないで貸したわけですよ。
なのに、なかなか返しに来ない。
数日後、その学生が大勢で廊下でたむろしているのを見かけて、私は言いました。
「●●クン、早く教科書を返して!」
学生はキョトン。
忘れてる。
私は憮然として、大声でこう言いました。
「女性生殖器だよ!早く返して!」
そのあとどうなったかはご想像にお任せします。
ちなみにその教科書はこれです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%90%E4%BA%BA%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%AD%A6%E3%80%889%E3%80%89%E5%A5%B3%E6%80%A7%E7%94%9F%E6%AE%96%E5%99%A8-%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E5%BA%A7-%E5%B0%82%E9%96%80%E5%88%86%E9%87%8E-%E6%9C%AB%E5%B2%A1-%E6%B5%A9/dp/4260013599
Tomi*
うわぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!ヾ(≧▽≦)ノギャハハ
つまみ Post author
Tomiさんに喜んでいただければ、恥の多いわが人生も報われて余りあるというものでございます(*^^*)
おつ
「コーラックありますか」←ウケました。
幼稚園の頃、お遊戯つきの歌で「手をたたきましょ」というのがありました。
おわりのほうで「ああおも、しろい」というのですが、
なぜ、青が白いのか、、、と子供心に悩みました。
だって、手を叩いても面白くもなんともなかったから
おもしろい という単語が浮ばなかったんだよね。
「女性生殖器」ちゃんとした真面目な本なんですね。
つまみ Post author
おつさん、コメントありがとうございます!
>だって、手を叩いても面白くもなんともなかったから
ウケました。
「ああ、おもしろい」という歌詞は「虫の声」という童謡にも出てきますね。
私はあれを「ああ、尾も白い」だと思っていた時期があります。
尾っぽが白い虫の唄なんだなあと。
それと、「ふるさと」の「うさぎ追いし」を「うさぎ美味し」と思っていたという話をよく聞きます。
童謡や唱歌は聴きまつがい、覚えまつがいの宝庫かも。
「女性生殖器」、ちゃんとした真面目な本です(^O^)
当時、産科婦人科専門ナースならまだしも、看護学生全員がこのパーツだけで丸々1冊になっている教科書を勉強するんだーと驚いた記憶があります。
爽子
うわあああ。
わたくし、今日の今日、たった今まで、お池だと思っていました。なんの疑いもなく。
変なの!お池にどうして帆をかけるのか、と、子供のころにちらと思いついてた気がしないでもないのですが、深く掘り下げるのが面倒で、流してました。
こんなこと、たっくさんあるような気がします。
ほぼ、ま、いいか!で済ませます。
いけませんね。
正しいことを教えて頂きありがとうございました。
看護学の真摯な本も、彼はちゃんと返却したんでしょうね。図書室には、何人学生がいたのでしょう。ゲバゲバ、ぴー。という音がオチになる、コントを見ている気分がします。
はしーば
つ、つまり、ということは、男性の方も丸々一冊あるのでしょうか?←そこ?と言われそうですが、興味津々です(≧∇≦)
聞き間違い、結構あります。
私の周りで多かったのは、「巨人の星」の「思い込んだぁら、自分の道を〜」のフレーズです。
飛雄馬が引く、グランドを均すローラーを「重いコンダラ」と言う名前なんだと思って歌っていたという。
あ、ベタすぎですか?
他にもたくさんあったように思うんですが、如何せん記憶容量が極端に低下したこの頃。
思い出したら出直してきてもいいですか。
つまみ Post author
爽子さん、お池仲間ですねー。
私も、いまだまちがいに気がついていないことがいっぱいあると思います。
ま、それはそれで幸せなのかもしれません(^_^;)
女性生殖器のエピソードはわれながら、ホントにコントみたいだと思います。
「女性生殖器、返して!」と大声で言っている最中に「やべ!ここだけ聞いたら公序良俗に反する人みたいだ」と思った記憶は今もわりと鮮明です。
他の学生もかなりいて、ここで恥ずかしがったら負けだわ、と踏ん張りましたよ(笑)。
あ、もちろん、本は返してもらいましたとも!
つまみ Post author
はしーばさん、もう「重いコンダラ」がツボでツボで、15分ぐらいぐふぐふと笑いモードでしたよ(´∀`)
「男性生殖器」という教科書もあったのかなあ。
記憶があいまいです。
・・今日一日で、「生殖器」と何回入力したんだろ、私。
聴きまつがい、また思い出したらよろしくお願いします。
聴きまちがいではありませんが、昔、寮生活をしていたとき、同室の先輩はすごく真面目でおとなしい人だったのですが、ある日、部屋でおでんを作り、私が「あっ!からしを忘れた!」と言ったところ、突然、フラットな、どちらかといえば暗いトーンで「あなたはもう~忘れたからし~♪」と歌い出しました。
当然、「神田川」のメロディで。
笑うのも忘れてア然としました。
人にはいろんな面があるものだとしみじみ思いました。
はしーば
つまみさん、再びやってきましたが、新ネタを思い出した訳でなく、「自分の道を」じゃなくて、「試練の道を」だったと、今更気付いた訳で・・
済みません(>人<;)
こんな具合に曖昧な記憶がぐんと増えていく今日この頃で、とほほな感じであります。
お目汚し、失礼しましたー。
HD
つまみさん、いつも楽しく拝読させていただいています。
私も絶対間違えると思います!「コーラック」と「コーラク」
聞き間違いも言い間違いもたくさんあります…。
ユーミンの「Destiny」
今日わかった
また会う日が生きがいの悲しいDestiny
をずっと
今日は勝った
また会う日が生きがいの悲しいDestiny
だと思いこんでいました。
タイトルが「Destiny」ですし。
勝負師の歌かと思ったわけです…。
それから、私は、オーストラリア在住なのですが、娘が赤ん坊の頃、哺乳瓶の乳首を買いに薬局に行き、「Titsください」と言って店の人に大笑いされました。
Titsはホンモノのおっぱい、ゴムの乳首は「Teets」なんですよね…。
でも紛らわしいと思いませんか?
つまみ Post author
はしーばさん、曖昧な記憶、もーどんどん増えまくりですよ、私。
補作詞者か、みたいな(^O^)
「自分の道」、根性一辺倒の「巨人の星」にちょっとフランク・シナトラが入っているみたいでいい感じだと思います!
つまみ Post author
HDさん、遠路はるばるありがとうございます!?
「今日は勝った」、合ってる!
意味がすごく通じますよね。
買ったでも飼ったでも狩ったでもなく、ここは「勝った」ですね。
夫が、浜田省吾の「MONEY」という曲の出だし付近
さびれた映画館とバーが5,6軒
をずっと
さびれた映画館とバーガーコロッケ
だと思っていたと言い張っています。
意味が通じるというのですが、通じるのでしょうか。
「Titsください」(*´▽`*)
ウケた!
でもお店の人はビックリしたでしょうね。
以前、魚料理のことをfish foodと言って笑われました。
それは魚の餌だよ、と。
図書館で、大人の本のことをAdult BOOKと言ったこともあります。
やっぱり英語って難しい・・・(まちがいが初歩的過ぎる気もしますが)。
HD
つまみさん、再び遠方よりお邪魔いたします(笑)
さびれた映画館とバーガーコロッケは合っていると思います!!
すごく絵になる気がします!
ところでTitsって言ったら、お店の人は笑いながら、、
’You’ve already had two!'(もう二つ持ってるじゃないですか!)と突っ込んできました。
穴があったら入りたかったです…。
英語も難しいけど日本語も難しいですよ~!
日本語が第二言語の娘が、この間、新しく習った単語「おつり」(Change)を使って短文を作ったのですが…
たくさんの人たちが生活をおつりしたい(Many people want to change their lives)
これ、英語としてはパーフェクトなんですけど(苦笑)
私、こちらのハイスクールで日本語を教えていて、一応プロのつもりなんですが、これはどこからどうやって間違ってることを教えたらいいのかって悩みました…。
なんかトピックから外れちゃってごめんなさい。
でも、聞き違い、いい間違い含めて言葉って面白いですよね。
つまみさんの言語感覚の鋭さにいつも感服しながらこのアイテム愛読させていただいてます!
長々失礼しました!
つまみ Post author
ひゃー!
HDさん、望外なお言葉、ありがとうございます!
’You’ve already had two!
た、たしかに。
エピソードの締め的にはサイコーな一言です♡
日本語って、法則の外側に醍醐味があるというか、定義しきれないニュアンスが多そうですね。
奥深いですよね。
日本語を教えるって難しそうです。
私は英語は全くダメですが、東京の人に自分の故郷の方言の微妙な空気感を伝えるのは難しいなあと思ったりします。
言葉ってホント、難しくて面白いですね。
これからもよろしくお願い致します!!
ハラミ
こんにちは。聴きまつがい面白いです!
つまみさんの記事を読むまで完全に「お池」と思っておりました!なるほど〜!「おいて」なのですね。(池に帆掛け船では狭いなとは思っていたのですが…)
はしーばさんの「コンダラ」は以前夫が言っていました(^.^) あのローラー、見た目と語感が合っているんですね。
私は「七つの子」という童謡の「や〜ま〜のふ〜るす(古巣)へ〜」の部分、だいぶ大きくなるまで山には「フールス」という動物たちが集まる楽園的な場所があるのだと思っておりました…。(オアシスとかまぁそんなような…)「いってみて」というからには場所なのかなぁ…と(^^ゞ
つまみ Post author
ハラミさん、ありがとうございます。
コンダラも相当可笑しかったですが、フールスも虚をつかれたというか、笑っちゃいました(^O^)
知らず知らずのうちに、造語ってしてますよね。
自分を納得させる無意識の手法なんですかね。
その逆で、「学生街の喫茶店」のボブ・デュランとか、「飛んでイスタンブール」のジタンとか、当時は知らない言葉だったので、歌詞に出てくると、子ども心にも、どうにか整合性をとろうと思って
片隅で聞いていた 僕でらん~♪
とか
いつか忘れて行った こんな時間の空箱~♪
とテキトーに変換して唄ってました。
・・「でらん」ってなんだよ!?ですが。
そういえば、今唐突に、矢野顕子の「春咲小紅」って、そのときちょうど神戸ポートピアが開催されたので、冒頭の歌詞が「ほら 春先 神戸に 見に 見に 見に来てね」という裏の意味がある、と話題になったことを思い出しました。
真相はわかりませんが、作詞が糸井重里だからやりかねん!と思ったことでした。
ハラミ
つまみさん、『学生街の喫茶店』懐かしいです!その頃(小学生時代)「平凡」「明星」の歌本を見るのが好きだったので、ボブ・ディランはなんとなくカタカナの人名として見ていましたが、どんな人か全然知らなかったです。
ジタンは完全に「時間」と思っていましたね〜。あの踊り子の箱を見るまでは。時間の空箱って何?という話ですけど (^_^;)
『春咲小紅』のエピソード知らなかった〜です!! そうか、そうなのかも!?
糸井重里・作詞というのも今知りました〜!
つまみ Post author
ハラミさん、「平凡」「明星」の歌本!なつかしいです。
真剣に「読んで」歌ってましたよ。
開き方が逆じゃありませんでしたっけ?
本誌も含めて「平凡」より「明星」の方が写真がキレイでしたよね。
集英社の雑誌は写真がキレイというイメージでした。
「スクリーン」と「ロードショー」なら「ロードショー」。
「アンアン」と「ノンノ」なら「ノンノ」。
あ、ロードショーはもうないんですよね。
中学時代、夢中で読んでいたので、なんだかしんみりしてしまいます。
ハラミ
懐かしネタ楽しくて止まりません(^.^) 私も真剣に読んで歌っていました!(なぜか寝る前に布団の中で朗々と歌っていた!?)
「スクリーン」「ロードショー」姉たちが買っておりました〜。(そして「近代映画」)「ロードショー」廃刊でしたね…。映画雑誌で海外俳優の名前を覚えたものです。印刷の違いあまり気付いていなかったのでなるほど!です。
「アンアン」「ノンノ」の違いはたぶん、「アンアン」→グラビア印刷 「ノンノ」→オフセット印刷かなと。グラビア印刷は写真が外国雑誌のようなざらっとした質感になるのです。
聴きまつがいもうひとつ。『喝采』の冒頭「いつものよおぉ〜にまく〜らだ〜き〜(枕抱き)」だと思っていました。曲名の意味も歌詞の中のドラマもまだ理解できていなかったようで…(^_^;)
つまみ Post author
ハラミさん、もうエンドレスで続けたいっすよ!(*゚▽゚*)
印刷の種類の違い!
なるほどー。
そういうことですか。
向こうの人って、そばかすとかあったり、肌の質感にわりと無頓着なので、写真によって、すっごくキレイに見えたりそうでもなかったり、のギャップが激しいと、両者の写真を見て思ってました。
それと、スクリーンとロードショーでは、カタカナ表記が違っていて、アル・パシーノとアル・パチーノと二分(?)されてました。
昔のボンドガールなんて、アーシュラ・アドレスとウルスラ・アドレスでしたよ。
別人じゃん!です。
ケビン・コスナーも、スクリーンは頑固にケビン・コストナーと表記してましたね。
「喝采」、まく~らだ~き~、は予想だにしない、意外な伏兵でした(^-^)
地味ですが、中原理恵の「東京ららばい」の出だし
♪午前三時の東京湾(ベイ)は♪
の「ベイ」が当然のように聞き取れず
「東京では」だと思っていましたが、違和感はありました。
東京全体をざっくり総括し過ぎというか、曲全体に漂うアバンギャルドでスタイリッシュなイメージが、そこだけ凡庸というか・・。