第40回 私の雑誌参戦記&今、気になる雑誌はこれだ!?の巻
お久しぶりです。GWシフトから帰って来たゾロメ女です。(いまさらですが、「ゾロメ女」という呼称の由来はこちらをどうぞ⇒★)
早速ですが、みなさんは雑誌が好きですか?どんな雑誌が好きですか?最近、面白いと思う雑誌、ありますか?
好き、面白いの基準もいろいろあって、ファッション誌と情報誌と趣味の雑誌では楽しみ方が異なるのは言わずもがなですが、私が若いときから「好き」の基準にしていたのは「自分が参戦したいか否か」でした。
参戦といっても、作り手になりたいとか、女性誌によくある読モ(読者モデル、読者モニター、どっちもあり)希望、雑誌企画のイベントに参加したい、などではありません。
・・あ、一度親戚から先遣隊の任を受けて、最新医学のアンチエイジング体験狙いで某中高年向け女性誌の読者モデルに応募したことがありました。
その事実をすっかり忘れた頃、編集部から「ファッション体験ページに出てみませんか」と連絡が来たのですが、そういう企画にはあまり興味がなかったことと、そのときは顔面ジンマシンの真っ最中だったので、丁重にお断りしました。
で、声をかけてもらった特集というのが・・・まあ今回はその話は置いとくか。(思わせ・ぶり子)
私の参戦願望は「読者のページに投稿して掲載されたい」だったのです。
それは、自分の中では参加というより参戦の感覚でした。
私の参戦欲を最初に刺激したのはその昔、1970年代終盤に出会った『ぴあ』のライバル雑誌『シティロード』(CR)。
当時、エンタメ志向のぴあ、サブカル志向のCRという感じのポジションで、私は断然CR派でした。
宇田川幸洋とか今野雄二とか執筆陣もクールで、CRはぴあと共に年に一度、映画と音楽と演劇のベスト10を選出してましたが
ぴあ映画部門の1位が「クレイマークレイマー」なら、CRが「ローズ」、
ぴあの音楽部門の1位がサザンなら、CRはRCサクセション、
ぴあの演劇部門の1位が劇団四季なら、CRは第三病棟、
といった感じだったのです。(正確じゃなかったらスミマセン)
映画を観て感想を書きたくなると私はCRに投稿していましたが、なかなか採用されず、初めて「ガープの世界」という映画の感想が掲載されたときはうれしかったものでした。
その後、CRは廃刊になり、私の参戦欲の対象は『TVブロス』になりました。
今も現役雑誌のブロスなので過去形で語るのは心苦しいですが、90年代までは大好きでした。
読者のページはもちろん、1990年頃にあった「泉麻人のコラム通信講座」というコラムニスト養成講座のテイの読者参加企画にも応募したりしました。
初めて載ったのは、ちびまる子ちゃんがテーマのときで、私はみぎわさんを語りました。
クラスの女子でただひとり、まる子をまる子と呼ばずに「さくらさん」と呼ぶみぎわさんは哀愁の少女だ、と書いて、泉麻人さんから「脇に逃げるのも正攻法」というコメントをいただきました。
30代なかば~後半の私は『本の雑誌』の読者ページである「三角窓口」の常連投稿者になりました。
主なネタは、夫と仕事。
本のことなどあまり書かず、だらだらと日常のどうでもいいことを書いて送っていました。(今と同じかも)
するとある日、編集部から原稿の依頼が来たのです。
それが、私が初めて正式に原稿料をもらって書いた文章でした。
が、そんな日々は数年で終息しました(苦笑)。
ところで、インターネット百花繚乱の昨今、雑誌の読者のページはどうなっているのでしょうか。
ハガキや封書(ま、メールでもよいのですけれど)で読者のページに投稿している人はどのぐらいいるのでしょう。
『PHP』とか『婦人公論』、そして上述の『本の雑誌』あたりは、投稿や読者の体験手記が雑誌のコンセプトに組み込まれている気がしますが、他はどうなのかなあ。
私もその方面から離れて久しいのですが、購買層の平均年齢が高い雑誌の投稿ページは今も健在なのでしょうか。
『歴史読本』とか『孫の力』とか。
勝手にイメージで挙げてますが。
『孫の力』は、雑誌『ソトコト』の増刊なので、ハイソな有閑シニアの雑誌かと思いきや・・いや、実際にそうなのかもしれませんが、今バッグナンバーの表紙一覧を見たら、特集タイトルがすごいことになってますね。(下の画像をクリックすると拡大されます)
ちゃんと読んでもいないのにコメントするのはどうかと思いますが、最新号の「ねこを抱いて死にたい。」も、その前の「東京五輪を観てから死ね。」も孫とは関係ないんじゃ?
タイトル名に「死」が多用されているのは、年齢的にそんなに遠くない「死」を念頭に置きつつ、それをネガティブに一辺倒にとらえるのはつまんねー、孫の成長と一緒に楽しむべ、とかがこの雑誌のコンセプトってことなのでしょうか。
特集だけじゃなく、目次全般もハジケてます。
「無添加のボディソープ」「守りたい日本の暮らし」あたりには若干のソトコト臭はあるものの、「ようこそボケの世界へ」とか「女優と妄想DRIVE DATE」などなど、なかなかなインパクトです。
ああ、めきめきと読みたくなってきました、孫の力。
とりあえず、自分的にタイムリーな最新号は非常に気になるので購入してみようっと。
孫、いないけど、読者のページ自体が存在するかどうかもわからないけど、私の次の参戦雑誌候補はこの雑誌かもしれません!?
by月亭つまみ
こんなブログもやってます♪→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」<
まっつ★
つまみさん
「本の雑誌」に連載を持っていたなんてスゴイですね!
「孫の力」
ざっくりと孫がいるくらいの年齢層が
ターゲットというくくりなのでしょうか。
孫が出来ない私にとって
孫と言ったら「大泉逸郎」の孫の歌。
我が家のお猫様たちを見ては
「どうしてこんなに可愛いのかよ~」と
よく歌っています^^;
それにしてもきれいな三毛ちゃんですね^^
masakobe(マサコベ)
『孫の力』は、最近、新聞第一面の下の新刊の広告のところで知ったばかりです。
確かに、雑誌の名前、タイトルに???となりましたが、つまみさんの心をグワシッと鷲掴みにしましたのですね。
私の最近のお気に入りの雑誌は、『リンネル』ですかね。
普通(?)のファッション雑誌は、いちいち見出しなどにムシズが走ってしまって苦手です(辛口)^^;←でも美容院なんかでは、店員さんが持ってくる『週刊女性』を跳ね退けて、むさぼるように読んでいますが(笑)
あと『SAVY』なんかも好きです♪
何ともミーハーですみません。。。
しかし、雑誌ってお高いですよね?
近頃は図書館で済ましております。
okosama
孫の力、知ってます(笑)
15号の特集「死ぬまでマンガ」に吸い寄せられて、手にとりました。想定読者層は団塊世代以上かな?と。でも、行く道には興味ありますね。
印刷された雑誌では無いのですが、webのHONZ、マンガHONZを見ています。小説以外の本、マンガのレビューサイトなんです。文芸書じゃないけど、つまみさん、レビューアーにトライしませんか?
いまねえ
「シティ・ロード」!なつかし!お世話になりましたわ。。映画やライブ情報を一所懸命漁りました。
私が育った千葉は房総の片田舎の書店のレジ代横に数冊積まれていたのは、「ぴあ」のほうでした。
頁の隅の読者の投稿小話?が面白くて、くっくくっくと笑ったのが高校生の頃だったか。。
「孫の力」!初めて知りました。ひょっとしたら男女の性別を超えて支持される?雑誌なのでしょうか。
今の時代だと読者投稿に近い間隔は商品レビューだったりするのかしら。。等と思います。
わに
「孫の力」
そりゃ 孫さんには力は あるさ と 思った。。。
『まごのちから』 だったのね。。。
アメちゃん
おはようございます!
ネコ、よく手で目をおおって寝てますよね。
あれって、ネコの目は人間の何倍も(6倍だったかな??)光を感知するので
昼間寝るときは眩しいかららしいです。
ときどき机につっぷしたみたいに寝てるネコいますね。かわいいから好きです。
私もぴあをよく買っていました。(CRは記憶にないです)
家に帰って夕飯を食べてから、サインペンを片手に
「どれどれ。なにかおもしろい映画してるかなー?」って
チェックするのが楽しみでしたね。
私も、いまねえさんと同じく
ページの両端に書かれた一口投稿?が大好きでした。
ホント「ぷっ!」って噴き出すほどおもしろかったです。
Tomi*
「孫の力」って初めて知りました!
こんな雑誌があるんですね〜〜(◎-◎;)
バックナンバーの表紙一覧を見ただけでも興味をそそられます。
孫の存在が老後を生きるエネルギーになるということかしらね?
我が家は孫は期待できそうにないので、まっつ★さんと同じく4匹の愛猫達が孫代わりで〜す。
ミイちゃん、ホントに綺麗な三毛猫だにゃ〜(=^・^=)
つまみ Post author
まっつ★さん、コメントありがとうございます!
猫、可愛いですねー。
ゼッタイ、犬派だと思っていたんですけど、どっちかとは決められないものですね。
どっちも可愛い。
でも、猫は翻弄してくれるので、最近は寝不足気味です。
そのあたりもひっくるめて、孫みたい!?
つまみ Post author
masakobe(マサコベ)さん、こんにちはー。
まだまともに読んでいないのにここまで語っていいのか、と思いますが(^_^;)
STORY』や『Hers』や『GROW』・・あとなんでしたっけ?
とにかく、そっち系にはそそられないので、私もめくるとしたら『リンネル』や『ナチュリラ』です。
でも、着こなしの難易度は高いと思います。
・・安物買だからかも。
ホント、雑誌は高いですよねえ。
つまみ Post author
okosamaさん、コメントありがとうございます。
HONZ、知りませんでした。
レビュアーが豪華なのかそうでもないのか、微妙なのがいいですね(^O^)
麻木久仁子が異彩を放っている気がしますが、ちゃんと読んでみようっと。
私、まともにレビューが書けないんですよねえ。
でも、書けない、と決めつけるのもちょっとつまらないとも思うのです。
もし、トライするとしたら「勉強させていただきます」というスタンスになりそうです。
つまみ Post author
いまねえさん、コメントありがとうございます。
ぴあとシティロードといったら、ダントツでぴあがメジャーでしたからね。
シティロードの平積みはなかったかもしれません(^_^;)
カリーナさんが「関西でいえばプレイガイドジャーナル?」とつぶやいてましたけど、そうか、シティロードは関東ローカルだったのだ、とあらためて気づきました。
読者投稿は商品レビュー、鋭いと思います。
そっちに言っちゃったのかあ。
つまみ Post author
わにさん!
ツボ!
笑いました!
そりゃあねえ。
キングオブコメディのコントに「世の中、全部ソフトバンクなんだあ」というのがあって、それを思い出しました。
つまみ Post author
アメちゃんさん、コメントありがとうございます。
猫のあのしぐさ、まぶしいんですかあ。
ホント、よくやっていて、目が悪いのかと思ってましたが、目に悪いからやってるんですね。
はみだしyouとぴあ、ですよね、あれ。
面白かったです!
TVブロスにもあったような。
今はないかも。
つまみ Post author
Tomi*さん、コメントありがとうございます!
猫を誉められてテンションの上がる日々が自分に来るとはねえ~(*´ω`*)
孫に老後の活力を期待できない身としては、やっぱり犬や猫ってことになるのでしょうか。
最近、私は姪の子に貢ぎ中です。
向こうから見れば大叔母。
どっひゃあ~((((;゚Д゚))))