第47回 VIVA!ギャップ!!幹事きどりが記す先日の《おしゃべり会》について、の巻
「ホント感じ悪かった夏」(byじじょくみさん)も終わりが見えてきました。
なんだか、自然が、四季が、世の中が、年々好戦的になっている気がします。
人智を超えたものに玉砕感を覚えてばかりいると、人智を超えないものに対しても、つい諦めが先に立ってしまいがちで、マズイ!と思います。
諦め慣れてはイケナイ。
そんなことを考えた2014年の夏でした。
さて、今月17日に開催された《第2回 おしゃべり会》については、カリーナ部長が【今週のどうする?over40】で2週にわたって取り上げ、メルマガにまで発展しています。
いろいろ展開して面白いなあと思います。
その尻馬に乗って、私もおしゃべり会のことをここに記すことにしました。
参加者は15名でしたが、私はほぼ半数の方とは初対面でした。
事前の連絡メールのやりとりで「席はどうする?くじ引きで決めるとか?」という話が出ましたが(私が出したんですけどね、幹事きどりで)、大人だし、去年の参加者がバラけることを心がけるぐらいでいいんじゃね?となり、実際にそうなりました。
私は幹事きどりだったので(しつこい)、率先して一番手前の端という、いかにも幹事幹事した席に座りました。
しっかしなー。
ランチが全員、おまかせ肉コースになっていて、メインを肉or魚で選べないとはなー。
誰だよ、予約したの!幹事出せ(`・ω・´)!
・・・。
でも、肉が苦手なのは私だけだったようなのは不幸中の幸いでした。
個人的には全身全霊でガックリしてましたが、誰にもこのガックリ感をぶつけることはできず、これこそまさに「自業自得」、そして「不幸中の幸い中の不幸」と痛感した、夏の昼下がりの由緒正しい山の上ホテルでした。
ちなみに、昨年のおしゃべり会の参加者は9名でした。
場所は、やはり由緒正しかった八重洲富士屋ホテル(今年の春、惜しまれつつ閉館)。
このときは、声が届いたこともあって、ほぼ全員で同じ話題について話す形式の会でした。
(昨年の図)
でも、さすがに15人ともなるとそれは適わず、今回は終始、隣席、お向かいさんと小グループ単位で話す形式になりました。
それぞれでの楽しさはありますが、今回、席が離れていたせいでまったく話すことなく終わってしまった方がいたのは、やっぱりちょっと残念でした。
それにしても、「書き言葉」のみのつながりだった人と会うというのは面白い体験です。
オフ会の経験があまりないせいか、昨年に引き続きやたら新鮮で、「文章とイメージが違う」と驚いたり、「でもやっぱり文章っぽいかな」などと、初対面の方々を密かに査定(!)していました。
でも、私の査定はほんとーーーに偏っています。
その証拠に、参加者の当日のファッションは、サヴァランさんの足元にも及ばないどころか、色味ぐらいしか覚えていません。
もう、自分でもびっくりするくらい「見ていない」のでした。
そのかわり、わりとちゃんとお話しできた方々の、表情や話し方、相槌の打ち方、はけっこう鮮明に覚えています。(あらためて、今回話せなかった方がいて残念)
視線を向けると必ずこちらを見てくれていた(気がした)サヴァランさん
話を聴きながら、瞬時に考えを取りまとめていることが窺えたNaomiさん
打てば響くような反応が心地よかったプリ子さん
お話しするのは2度目なのに、すでに会った瞬間になつかしかったハラミさん
照れくさそうな人懐こさで、ついこちらにプライベートな質問をさせた罪なじじょくみさん
10回ぐらい会ってる気がした、意外と堂々としていない、でも華があるカリーナさん
それぞれのギャップが自在に伸縮する中、サイトの話、仕事の話、家庭の話、レンアイの話、人生観の話・・・いろいろしました。
楽しかった。
私は「自分探し」とか「本当の自分」という言葉にはつい警戒してしまう体質ですが、今回、ギャップこそ、その人の本質が垣間見えるのかも、と思いました。
そして、文字で読むと強い言葉も、声を介して発せられると程よい強度だったり、おおらかな語り口をイメージする文章の書き手が存外に早口だったり、を発見するのって楽しいなあと思いました。
(いつかはここでおしゃべり会を開催したいと憧れる「東京池袋 自由学園明日館のホール」)
今回、初めてお目にかかった
【ウェブデザイナーとの対談】のNaomiさんも
【ただいま閉活中】のプリ子さんも
【「最高の離婚」ファントーク】の小関祥子さんも
【ほぐしてハッケン!】のムーチョさんも
それぞれ実物とのギャップが興味深く、それがその人自身への新たな興味の糸口になって、会の途中からすでに私は、「帰ったらソッコーでそれぞれのコンテンツを読み直すぞ!おー!」とアイドリングを始めていました。
実際、読み返しました、かなりしっかりと。
twitterやブログも拝読しました。
どのコンテンツも、本人と会った後で読むと初回のときとは内容の入り方が違いました。
説得力が増すっていうか。
これって、美術館や博物館で、知識なく見るのと、音声カイドを聴きながら見るのが違う、というのに似ているかも。
・・あれ?似てない。
でも、自分の読書の99.9%は会ったことのない人の書いたものだと考えると、「本人に会うことを礼賛」するのも、それはそれでなんだか残念な部分もありますね(笑)。
(いつかはここでおしゃべり会を開催したいと憧れる「東京池袋 自由学園明日館の食堂」)
突然で申し訳ありませんが、対談って面白いですねー。
【ウェブデザイナーとの対談】と【「最高の離婚」ファントーク】を続けて熟読したら、そう思いました。
構成のカリーナさんの功績も大きいなあ。
ああ、なんだか対談モノをじっくり読みたくなってきました。
ナンシー関VSリリー・フランキーの『小さなスナック』でも久々に読もうかなあ。
by月亭つまみ
こんなブログもやってます♪→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」<
爽子
知らない人に会いに出かけていくドキドキ感、高揚、わかりますわかります。
メルマガも楽しく読ませていただきました。
つまみさん、幹事ごくろうさまでした。
大成功じゃないですか。^^
つまみ Post author
爽子さん、ネタとか、今後の課題が浮き彫りになった、という意味では大成功です(´∀`)
でも・・なんで私が幹事だったんだろ?
誰に頼まれたわけでも、手をあげたつもりもないのでした。
反省点:
顔出し云々は別として、もっと写真をとればよかった!
Naomi
幹事役、ご苦労様でしたm(_ _)m 参加できてとても嬉しかったです。
5時間ぐらい居ましたっけ?だけどあっという間に過ぎ去ってしまって。帰り道、ちょっと淋しかったです。ギャップって楽しいですね、新しい気付きと体験で解消されていくんですね。
私は勝手に、「文学好きでクレバーな大人の女性」としてつまみさんのキャラを予想していたのですが(笑)、あまりのチャーミングさに初対面でK.O.されました。あれは開始ゴングの鳴る前だから、反則ですよー!ww
つまみ Post author
Naomiさん、ありがとうございます。
そうですね。場所をラウンジに移しての時間を入れると5時間も山の上ホテルに滞在したのですね。
あっという間でした。楽しかったです。
Naomiさんもギャッパーでした。
もっとお話しできたらそれがまた二転三転したのかも、と思うと、今後が楽しみです。
ちなみに、私は底が浅いのでカンタンに馬脚をあらわす方です。
次回ガックリしてください(^^;