2月25日はカレー記念日

カレー記念日

ここ数年 好きな季節が 見当たらない

2月25日はカレー記念日

月亭つまみ

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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ゾロメ女の逆襲

ゾロメ日記 №50 なにかとおおげさで過剰なタイトル 劇場

【主な登場人物】 
★静枝さん・・・義母。自分の名前が気に入ってるが、なぜか「静江」と間違って書かれることが多く、そのたび憮然。「枝」だからいいんだとか(全国の静江さん、すみません)。

★義父・・・通所リハビリでは、穏やかできちんとしている、と女性陣に人気らしい。やはり視力に障害のある女性が「私たちは境遇が同じだから仲良し」とよくおっしゃってくれるらしいが、義父に聞いたら「そんな人、知らない」とのこと。…罪な男だな。

★つまみ・・10年ぐらい前、森達也を「文章はスタイリッシュだが顔は子泣き爺」と言って、職場の上司に絶句された過去あり。いや、ホント、失礼なヤツだわ私。

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おめでとうの花

 

◆6月某日 緊張感のある攻防

義母の米寿のお祝いをする。まだ誕生日には間があるのだが、暑くなりきらないうちに、という気持ちと、義父のモロモロの失念の進行にこのところ加速度がついているので、急く気持ちがあって早めた。

我が家の茶の間は狭いが、今30代のなかばを過ぎた、義父母にとっては孫、私にとっては姪、の2人が幼子の頃から、ここは一族郎党(おおげさだが、義姉一家は当時しょっちゅう来ていた)の集いの場だった。子どもたちがおままごとをしたり絵を描いたりし、大人たちがそれを見守ってきた。

なので今、そっくりな顔をした次の世代がこの部屋で遊んでいるのを見るのは感慨深い。そして、30年前は子どもらの様子を誰よりも微笑ましく見ていた、明らかに孫が生きがいだった義父が、今はもう見ることが叶わず、自発的には彼女らの名前を口にすることもなく、所在なげに椅子に座っているのを見るのは淋しい。

かつての幼子2人は、そんなお祖父ちゃんに、盛んに自分の名前を言いながら話しかける。まるで、お祖父ちゃんが自分たちの名前を口にしないのは、自分たちが先取りして言っているから、ということにするかのように。それを、周知のことのようにして頷くお祖父ちゃん。

ささやかだけれど、やけに緊張感のある両者の攻防に胸がつまる。

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枝というより板?旨かったけども。

 

◆6月某日 時代の煙幕

三越に行く。デパートならどこでもいい用事だったのだが、やっぱりデパートといったら三越だろうと思って…というのはウソで、家からイチバン近い本格デパートは、意外にも三越本店なのであった。

そこは時が止まっていた。一階の化粧品売り場をはじめ、どのフロアも「時代の先端を行く商品」(この表現がとても古臭い!)が並んでいるだろうが、佇まい、風情が、自分の思う「古式ゆかしいデパートの王道」のままだ。それは、ここ数年立ち寄った、新宿伊勢丹や東急本店、三越銀座店ともまた違う。三越本店でしか醸し出せない、立ちのぼらない、湯気や紗にも似た、時代を幻惑させる煙幕が建物全体にかかっている感じだ。

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威圧感は特にない。

子どもの頃、福島市の郊外に住んでいたが、2ヶ月に一度ぐらい、市の中心部の中合(なかごう)デパートに行くのが恒例行事だった。中学生ぐらいになると、親より友達と買い物に行くことが多くなったが、小学生までは本当に判で押したように出かけていた。母の楽しみだったのだろうし、そういう時代でもあったのだろう。母は、何かを買うというより、デパートの空気を吸いに行っていたのかもしれない。

三越に行って、そんな40年以上も前のことをありありと思い出したのは、母が欲した空気がいまだ漂っていたせいかもしれないし、お年を召した小奇麗で裕福そうな、昭和をイメージするご婦人方が大勢、店内を闊歩していたせいかもしれない。

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隣の銀行の方がエラそう。

 

◆6月某日 今そこにある危機

義姉がぎっくり腰でダウン。私が仕事に行く日はいつも留守番に来てもらうのだが、動けないとのこと。ちょっと迷ったが、義父母ふたりだけで頑張ってもらうことにして、思いつく限りの準備をし、出勤する。

結果的には特に問題なかった。が、たまたま幸運だったとも言える。こういう事態が今後も発生することを、当然ながら想定しなければならないのだ。とりあえずケアマネに相談するか。

 

■最近読んだ本
『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい:正義という共同幻想がもたらす本当の危機』 森達也/著

『FAKE』が話題になっている著者だが、現在、私の中では第三次森達也ブームが到来中である。

第一次は『放送禁止歌』『スプーン―超能力者の日常と憂鬱』の15年ぐらい前。第二次は、『死刑 人は人を殺せる でも人は、人を救いたいとも思う』『それでもドキュメンタリーは嘘をつく』の頃だから、7~8年前か。一定のスパンがあるのかな、私。

今回読んだ本もそうだが、タイトルからしてすでに過剰。中身も濃くアツく、危機感、切迫感に満ちている。人によっては扇動、アジテーションと映るかもしれない。

でも、彼が言いたいことは意外とシンプルだと私は思っている。一言で言うと「思考停止するな」だと。

私は、彼の書くものの70%ぐらい共感するのだが、それは自分にちょうどいい数字だ。共感と同時に、引っかかる、意味がわからない、そうは思わない、バカじゃないのこの人、も感じるような書き手の方がむしろ安心する…ということを、最近、uematsuさんにもTwitterのDMで申し述べた。

ちなみに、そのとき私が命名した森達也のキャッチコピーは「やりすぎタッチ」であった。

 

 

《お知らせ》
本日(6/30)めでたくプレオープンした、まゆぽさんの新連載【あの頃、アーカイブ】。お楽しみいただけましたでしょうか。7月からは毎月第1木曜日に登場します。

それに伴い、木曜日のラインナップは以下のようになります。

第1 まゆぽさんの【あの頃、アーカイブ】
第2 つまみの【帰って来たゾロメ女の逆襲 ゾロメ日記】
第3 はらぷさんの【なんかすごい。】
第4 つまみの【帰って来たゾロメ女の逆襲 ゾロメ日記】
第5 つまみの【帰って来たゾロメ女の逆襲 ゾロメ日記】

これからも、よろしくお願いします!

by月亭つまみ

まゆぽさんとの掛け合いブログです。→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」


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コメント、ありがとー!

  • 爽子

    爽子

    お義母さんの米寿お祝い申し上げます。
    ○枝さんをわたしは、三人知っていますが、どなたも「枝」は気に入っておられるように思います。
    「枝、やねん。」と若干はにかみ気味に教えてくれたりして。
    自分の名前を気に入るっていいですね。^^

    日本橋の三越は、数回行ったことがありますが、ザ・百貨店ですよね。
    わかるわかる。

    そして、すぐそこにころがってるぎっくり腰の危機。
    やった当初は、タイムマシンに乗って、ギックリやる以前の世界へ飛び立ちたいと
    何度思うことか。
    何事も起こらないことを念じつつの出勤。せーーふ!!でよかったですね。
    なにか起こったからと言って、何もかもを調整するのは無理だもの。

    つまみさんが教えてくれる本は、いつも手に取ってみたい本ばかりです。
    最近身辺がバタついていて、なかなか追っかけきれてませんが、
    「こなき爺」の本も読んでみなくちゃ。

    まゆぽさんのコーナーが増えての新木曜ラインナップもすごく楽しみです。

  • つまみ

    つまみ Post author

    爽子さん、おはようございます!
    枝の好感度の高さ、不思議ですね。
    確かに、江や恵より、私も枝を選ぶかも。
    選ぶチャンスはなさそうですけど。

    日本橋の三越本店は、三越劇場の存在も大きいかもしれないです。
    ただ今回びっくりしたのは、売り場(本館7F)の中のカフェで、妙齢なご婦人方がトランプをしていたことです。
    ワークショップや体験型プレイゾーン(自分で書いてて意味不明)なイベントをやっているカフェらしいのですが、売り場と隣接しているので、その中でのトランプはけっこう目立ちました。
    ル・クルーゼの鍋などを見るふりをして近寄ってみましたが、あれはカードゲームというよりトランプでした。

    子泣き…違った、森達也さんの本は、この不穏でいかがわしくてうさんくさい選挙の時期に読むと、またひとしおです。
    いろいろ言ってますけど、本質を突いていてすごく納得させられることが多いです。
    今の政権は本当に気持ち悪い方向に行っていると思っているので、あんまりなにも考えていない人たち(まさに自分)こそ、読んで欲しいなあと思ったりします。

    私も腰をやらないようにせねば!

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