Posted on 2022年1月11日 by ミカス

新年早々狼狽える:干し柿の天ぷら

皆様、寒中お見舞い申し上げます。
本年もこのミカ料をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、先日近所のドラッグストアへ行きました。
某ポイントプログラムのポイントが貯まるということで、レジの方に「カードを通してください」と言われたのですが…。カードを通す機械はわかるものの、そのどの部分にどうやってカードを通せばいいのかが分からない。なんとなく「もしかしてここかしら?」と思える部分はあるのですが、そこにカードを持っていて「違います」と言われるのも恥ずかしい。てな具合でしばらく機械を見つめたまま突っ立っていたところ、察した店員さんが「あっ、ここに、こうやって」と教えてくれました。

情けない…。

最近では、電子マネー決済のみならず、ローカルなスーパーマーケットのポイントカードでさえも自分で機械に通すものに変わってきています。このご時世、人との接触を極力減らしたいのはわかりますし、私もその方が安全かつ便利だと思います。
がしかし、このカード読み取り機、如何せん種類が多すぎる。ピッ!とするものやシュッ!とするものからスイッ!とするものまで。それぞれのタイプに出くわすたびに私はレジの前で狼狽えてしまうのです。(どうでもいいけど、「狼狽える」って漢字、「蘇る金狼」っぽくてなんかかっこいいね)
世の中のすべてのカード読み取り機の規格を統一してもらえないものだろうか。それもできればピッ!とタッチするだけのタイプのものに。

年を重ねれば重ねるほど「誰かにとっての便利というのは、ともすると他の誰かにとっての不便になり得るのだなぁ」と考えることが増えてきました。老若男女、万人が「これ便利!」と思えるもの(システム)を作り出すことは無理だろうけれど、「それを使用するにあたり最も狼狽えるであろう人達が使いやすく作る」という考えで作ったら、少しは優しいものができるのではないかしらと思ったりするのです。


さて、2022年最初の一品は「干し柿の天ぷら」です。これが、料理という行為に最も狼狽える人達に優しいレシピなのか?と考えるとやや疑問ではあるのですが。冬が出回り時期の干し柿。おやつとしてそのまま食べるのもおいしいのですが、ちょっと手を加えて変わった食べ方をしてみてはいかがでしょうか。

干し柿の天ぷら

1. 干し柿はへたを切り取り、縦に3ミリほどの切り目を入れてそこから観音開きに開く。
   縦の切り目が深すぎると干し柿が完全に切れてしまうので、注意しながら切り目を入れてください。
2. クリームチーズを適当な大きさに切り、干し柿で巻きます。
   キリクリームチーズなどのように四角いクリームチーズを縦三分の一か四分の一に切ると巻きやすいです。
   チーズが大きすぎると柿の閉じ目が開き過ぎてしまうので、干し柿の大きさに合わせてチーズをカットしてくださいね。
3. チーズを巻いた干し柿を半分にカットします。ただし、干し柿が小さい場合はカットしなくても大丈夫。
4. 3の干し柿に天ぷら衣をつけ、170℃に熱した油で揚げます。干し柿やチーズにしっかり火を通す必要はありません。熱でチーズが溶け出してしまわないように。衣に火が通ったら出来上がりです。
   
   
   

今年も、ミカ料＆カイゴデトックスをぼちぼちと続けていこうと思っています。
また、つまみさん、カリーナさんと一緒に毎週金曜日に配信しているPodcast番組「That’s Dance!」も続きます。
いずれかを楽しんでいただけたらとてもうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

在宅デトックス1月回のお知らせ(金)

日時: 1月28日(金)　13:00～　※大体1時間半くらいです。
テーマ: 『介護は大変だけど、それでもやりたいこと・始めたいことありますか?』
詳細とお申込みはこちらをご覧ください。

1月は昼開催となります。
昼回は夜回と比べて参加人数が少なくなることが多いのですが、「夜は家族・被介護者がいるから話しにくい」という方のために3か月に1回(昼・夜・夜)開催しています。ご自分が参加しやすい回にご参加ください。また、在宅デトックスは介護未経験の方も大歓迎です。未経験だからこその不安や知りたいことをどんどん吐き出してください。

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